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「空宙博」で特別企画展! 月の石やドーム型ミニシアターなど 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

各務原市の岐阜かかみがはら航空宇宙博物館、通称、空宙博では、新たな企画棟が完成し...
アポロ計画で地球に持ち帰られた「月の石」=12日、各務原市下切町、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

 各務原市の岐阜かかみがはら航空宇宙博物館、通称、空宙博では、新たな企画棟が完成し、こけら落としとして、人類の月への挑戦にフォーカスした特別企画展が開催されています。

 本館東側に建設された企画棟は、広さ約400平方メートルで、実機や原寸大模型など本物志向にこだわった企画展の開催や、校外学習の受け入れの拡大を目指して県が整備を進めていました。

 企画棟がオープンした12日に除幕式があり、古田肇知事が企画棟の名称を「スペースボックス」と発表しました。古田知事は「今後も夢いっぱいのプロジェクトを考えたい」とあいさつし、常田佐久館長、各務原市の浅野健司市長らと入場ゲートの除幕を行いました。

 また、企画棟の完成を記念して開幕した特別企画展「月への挑戦」は、人類が月面着陸に挑戦した歩みや各国が現在取り組む宇宙開発などを紹介しています。

 中でも注目は、アポロ計画で地球に持ち帰られた「月の石」や月への旅行を映像で体験できるドーム型ミニシアターなどで来場者の関心を集めていました。

 なお、この特別企画展は「清流の国ぎふ」文化祭2024の関連イベントにもなっていて、15日には天皇皇后両陛下が来場されます。

 企画展は、来年3月9日まで途中展示を入れ替えながら開かれ、期間中は講演会や関連イベントなどが行われます。

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