衆院選　激戦の岐阜４区　大物応援続々、熱帯びる

　衆議院選挙は１５日の公示以来、各地で選挙戦が展開され、自民前職と立憲元職の接戦が予想される岐阜４区には大物議員が続々と応援に入り、前半戦から熱を帯びています。

※自民党　岸田文雄前首相
　「１０月の初めまでは日本国の内閣総理大臣を務めておりました岸田文雄でございます」

　１７日夜、下呂市に入ったのは、自民党の岸田文雄前首相。自民党の金子俊平候補の応援に駆け付けました。

※自民党　岸田文雄前首相
　「国民のみなさんから政治不信をかってしまう大きな問題が発覚をしたことはまずもってお詫びしなければならない。地元の皆さん方、下呂市のみなさんに力を集めていただいて、この厳しい、苦しい選挙を何としてもくぐり抜けさせていただきたい」

※自民党　前職　金子俊平候補
　「自民党に対するアゲインストの風（逆風）が吹いていることは感じている。これは短期決戦で、そんなことは言っていられない。残りの期間でしっかり戦えるように努力していきたい」

　そして１８日、可児市に現れたのは…。

※自民党　高市早苗前経済安保相
　「日本列島を強く豊かに　高市早苗でございます」

　集まった聴衆を前に高市前大臣は、総合的な国力を強くすることができるのは自公政権」と与党への支持を訴えました。

※立憲民主党　泉健太前代表
「この声が聞こえる皆さん。政治を変える選挙にしようじゃありませんか。」

　一方、１８日、同じく可児市内には立憲民主党の泉健太前代表の姿が…。

　今井雅人候補と街頭演説し、自民党の相手候補を念頭に、自民党の世襲議員の多さを批判しました。

※立憲民主党　泉健太前代表
　「この日本に、代々代々政治家を継いだ人ばかりになると何ががまずいかというと、志を持った新しい人が入らなくなってしまう。権力者目線の政治ではなく、みなさんと一緒に歩いてきた政治をみなさんは選ぶことができる。そういうことによって裏金を一掃する」

　※立憲民主党　元職　今井雅人候補
　「何としても国政に戻って皆さんに恩返しをする仕事をする決意。どうか力を貸してください」

　岐阜４区では、届け出順で立憲民主党、元職の今井雅人さんと、自民党、前職の金子俊平さんが立候補しています。