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医療ツーリズムの促進へ 中国・上海市の病院と連携協力の覚書 中部国際医療センター

美濃加茂市にある中部国際医療センターと中国・上海市の病院が、医療の分野で協力して...
覚書を交わした社会医療法人厚生会の山田實紘理事長(左)と上海市第四人民病院の熊利澤院長(右)=美濃加茂市健康のまち、中部国際医療センター

 美濃加茂市にある中部国際医療センターと中国・上海市の病院が、医療の分野で協力していく覚書を交わしました。人材交流などを進め、将来的には中国からの患者を受け入れて医療ツーリズムの促進を目指します。

 相互協力の覚書を交わすため中部国際医療センターを訪れたのは、中国の同済大学付属上海市第四人民病院の院長をはじめとする関係者ら7人です。

 調印式に先立ち、今年3月に開設された「陽子線がん治療センター」を視察し、さまざまな方向から狙った位置に陽子線を照射できる最新のがん治療装置について説明を受けました。

 調印式では、中部国際医療センターを運営する社会医療法人厚生会の山田實紘理事長と上海市第四人民病院の熊利澤院長が署名をして覚書を交わしました。

 今後は、人材交流をはじめ、先進医療や基礎研究などの面で互いに協力していく方針で、両国が共通の課題として抱えている高齢化社会における医療福祉の充実や、病気の治療と観光を組み合わせた医療ツーリズムの促進を目指します。

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