パリ五輪・総合馬術団体で銅メダル　戸本選手が母校を訪問　岐阜県各務原市

　パリオリンピックの総合馬術団体で銅メダルを獲得した戸本一真選手が２１日、母校の各務原西高校を訪問し、喜びを語りました。

　母校を訪れた戸本選手は、全校生徒約８３０人に拍手で出迎えられました。

　戸本選手はパリオリンピックの総合馬術団体で３位に入賞し、馬術競技では９２年ぶりとなるメダルを獲得しました。

　生徒を前に「メダルと一緒に母校へ戻ることができてうれしい」と喜びを語った上で、「目標に向かって努力することが大切。途中の失敗は気にしないで」と呼びかけました。

　生徒からの質問に答えるコーナーもあり、勉強と部活の両立をどのようにしていたのかとの問いに「高校時代にあまり勉強をしなかったので答えるのが難しい」と会場を沸かせ、「人生の先輩として勉強をがんばって知識を持つことが今後の選択肢を広げる」とアドバイスしました。

※生徒会長の岡田琉唯さん
　「失敗したとしても、まだそれは過程なので、いろいろな壁が向かってきたとしても、諦めずに選手の言葉を思い出してがんばっていきたいと思います」

　最後は生徒から花束が贈られ、全校生徒に囲まれて記念写真に応じていました。