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旧徳山村移転40周年 村民が集うイベントで歌碑の除幕 岐阜県揖斐川町
徳山ダムの建設に伴い、ふるさとを離れた旧徳山村の村民が集うイベントがダム湖畔で開かれ、徳山を歌った歌碑を立てて故郷へ思いをはせました。
旧徳山村はダムが建設されることに伴って閉村が決まり、1984年から446世帯約1500人が村外の市町に移住しました。
ことしは 移転から40周年の節目の年になります。
揖斐川町開田のダム湖畔にある徳山会館では記念のイベントが開催され、旧村民らが集まりました。
実行委員会を代表して井野勝己さんがあいさつし、「(元村民も)皆が高齢になりました。会う機会も少なくなり、これが最後になるかもしれない」と語りました。
記念イベントでは、徳山村をテーマにした曲「故郷は徳の山」の歌碑の除幕式が行われました。
歌詞は、ダム湖に沈んだかつての村に思いをはせる内容で、歌手の桜木ゆう子さんが情感を込めて歌いました。
徳山会館の中には閉村前の徳山村の集落やダム湖に沈みゆく学校の写真などが展示されていて、訪れた人は美しいダム湖の景色と合わせて村の記憶をたどっていました。