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新酒の完成を告げる杉玉の掛け替え 観光客らが搾りたての新酒に舌鼓 岐阜県飛騨市
飛騨市の造り酒屋で1日、新酒ができたことを知らせる杉玉の掛け替えが行われ、観光客らが搾りたての新酒を味わいました。
飛騨市古川町の渡辺酒造店では、飛騨産の酒米「ひだほまれ」を使い9月中旬から新酒の仕込み作業が始まっていて、1日は酒造りの安全を祈願する神事が行われました。
店の前では、多くの観光客らが見守る中、1年間にわたって店先の軒下に吊り下げられた杉玉が従業員によって取り外されたあと、直径80センチ、重さ約80キロの緑色の真新しい杉玉が付け替えられました。
掛け替えが終わると、蔵人らが飛騨古川の祝い唄を唱和し、出来上がったばかりの新酒が観光客らに振る舞われました。
※観光客
「フルーティーで、とろりとして切れがあります。最後に残る余韻が凄く良いです」
「とろりとしています。美味しいです」
※渡辺酒造店 渡邉久憲社長
「フルーティーな香りと、味わいがみずみずしくて、とろりとした甘みが特徴の切れの良いお酒です」