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もっちりとした粘り 「円空さといも」出荷始まる 岐阜県関市

中濃地域の特産「円空さといも」の出荷作業が5日、関市で始まりました。 出荷作業は...
大きさで選別される「円空さといも」=5日、関市小瀬、JAめぐみの里芋選果場

 中濃地域の特産「円空さといも」の出荷作業が5日、関市で始まりました。

 出荷作業は JAめぐみのの里芋選果場で行われ、従業員らが傷などがないかを確認し、大きさごとに選別して箱詰めしていきました。

 円空さといもは、丸い形が円空作の仏像に似ていることから命名されました。

 もっちりとした粘りがあり、煮崩れしにくく「煮ころがし」や「おでん」などの調理がお勧めだということです。

※片桐ファーム 片桐靖晴代表理事
 「生育は例年並みだと思います。今年は暑かったので生育は変わりました。置いておくと、切り口が傷むので、買ったら、すぐに食べていただきたい」

 今年度は、生産者の減少で昨年より30トン少ない、100トンの出荷を見込んでいます。出荷作業の最盛期は12月で、来年3月ごろまで岐阜・愛知の市場などに出荷されます。

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