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南宮大社で「ふいご祭」 参拝客が見守る中、鉄を鍛錬する伝統の神事 岐阜県垂井町
全国の鉱山や金属業の総本宮として知られる不破郡垂井町の南宮大社で「ふいご祭」の名で親しまれている金山大祭が行われました。
この祭は平安時代から続くといわれ、金属にまつわる業者などが商売繁盛などを祈願します。
ふいご(=鞴)は金属を加工する際に火力を強めるため、空気を送り込む道具のことです。
8日は、白い装束に身を包んだ刀鍛冶がふいごを使って火を強め、真っ赤に熱した鋼を金づちで打ち付けました。
篳篥や笙などが奏でられる中、刀鍛冶は30分ほどかけて小刀を作り上げ、受け取った神職が神前に奉納しました。
訪れた参拝客や関係者らは、鍛錬の様子を写真に収めるなどして伝統の神事を見守りました。