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甘くて柔らかいブランドネギ「飛騨のりくらねぎ」の目ぞろえ会 岐阜県高山市丹生川町
乗鞍岳の麓の高冷地で栽培された甘くて柔らかい「飛騨のりくらねぎ」の出荷を前に、選別基準を決める目ぞろえ会と、品評会が13日、高山市で開かれました。
「飛騨のりくらねぎ」は、高山市内の農家8軒でつくる「丹生川飛騨ねぎ研究会」が、30年以上前から栽培している、飛騨一本太葱と呼ばれる伝統野菜で、甘くて軟らかいことや、3センチ前後の太さが特徴です。
高山市丹生川町のJAひだ丹生川支店では、研究会の会員8人が集まって今シーズンの出荷を前に太さや長さなどの選別基準を確認しました。
また、品評会では、会員が手塩にかけて育てたネギを並べ、県や市、JAの職員が太さや白い部分の長さなどで審査し、高山市大洞町の山本健次さんが最優秀賞に選ばれました。
研究会によりますと、ことしは春の雨の影響で生育が少し遅れましたが、例年並の出荷量を見込んでいて、4キロ入り1箱、3700円で12月下旬まで注文販売します。