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匠の技をささえる道具類に注目 伝統工芸に欠かせない440点を展示 岐阜県高山市

県内の伝統工芸に使われているさまざまな道具を一堂に集めた「『匠の国ぎふ』の技を支...
展示されている道具=14日午前、高山市千島町、飛騨・世界生活文化センター

 県内の伝統工芸に使われているさまざまな道具を一堂に集めた「『匠の国ぎふ』の技を支える道具展」が高山市で開かれています。

 この催しは、「清流の国ぎふ」文化祭2024の一環で、高山市千島町の飛騨・世界生活文化センターには、伝統工芸品づくりに欠かせない道具440点が展示されています。

 展示会場には、木工、刃物、陶磁器、和紙など分野ごとに道具と製品が並んでいます。高山祭の屋台装飾や一位一刀彫、飛騨春慶などで使われる「鑿(のみ)」をはじめ、刀鍛冶の砥石(といし)や研ぎ台、美濃和紙を漉(す)くための「漉き舟」や「簀桁(すけた)」、美濃焼を作り出す「ろくろ」などがそろい、伝統文化の継承の大切さを「道具」という視点で来場者に伝えています。

※県文化伝承課 伝統技術支援監 江崎美穂さん 
 「ぜひ会場に足を運んで匠の技を見て触って感じていただきたいです」

 この展示会は、休館日の火曜を除き、11月24日まで開かれています。

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