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岐阜・本巣市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ 約1万5000羽殺処分 今季全国で9例目
本巣市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの疑いがある事例について岐阜県は19日、遺伝子検査で陽性が確認されたことから、この養鶏場が飼育していた約1万5000羽を殺処分しています。
県庁で19日午前に開かれた家畜伝染病防疫対策本部の会議で検査結果などが報告された後、古田肇知事は農林水産省の庄子賢一政務官とオンラインで面談。対策や今後の連携などについて話し合いました。
※古田肇知事
「ルールに沿って24時間で殺処分を完了して、72時間以内でもろもろの規制を全部完了する。ということで予定通りいけるのではないか」
県では19日午前から、県職員や獣医師、民間業者ら約1600人の体制で殺処分や消毒などの防疫措置を進めていて、農水省から派遣された疫学調査チームが発生原因などを調べます。
また周辺3キロから10キロ圏内の農場などの約1万7千羽の搬出を制限し、周辺では、畜産関係の車両への消毒が行われています。
今シーズンの高病原性鳥インフルエンザの発生は全国で9例目、県内では初となります。