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鳥インフル防疫措置完了 焼却処理へ 岐阜県本巣市の養鶏場
岐阜県は22日、高病原性鳥インフルエンザが発生した本巣市の養鶏場での防疫措置が完了したと発表しました。
県によりますと、防疫措置は19日午前から24時間体制で行われ、22日午前までに殺処分した約1万5千羽の密閉容器への詰め込み作業や鶏舎の消毒作業を終了しました。
また、殺処分した鶏の処理方法については当初、養鶏場内での埋却処理を予定していましたが、焼却処理に変更しました。埋却予定地の地下水の水位が高く、周辺環境への影響を考慮したということです。
焼却は、国から借り受けた移動式焼却炉を使い、市内の根尾川河川敷の周辺に民家がないエリアで作業します。
移動式焼却炉による処理は、県内で初めてで、全国で2例目です。
作業は週明けから始まり、10日間ほどで完了する見込みで、焼却で発生した灰は産業廃棄物として処理されます。
周辺農場で続いている鶏の搬出制限については12月3日以降に検査を行い、異常がなければ解除される予定です。