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岐阜県内の10月の有効求人倍率は1.54倍 前月比0.05%上昇も改善の動きにやや弱さ
岐阜県内の10月の有効求人倍率は1.54倍で、前の月を0.05ポイント上回りました。
岐阜労働局が29日に発表した10月の一般職業紹介状況によりますと、仕事を求めている人1人に対して、何人の求人があるかを示す県内の有効求人倍率は1.54倍で、前の月から0.05ポイント上昇しました。
産業別の新規求人状況は、いずれも去年の同じ月と比べ、卸売業・小売業は357人、建設業は142人、生活関連サービス業・娯楽業は38人、それぞれ増えた一方、製造業は321人、宿泊業・飲食サービス業は174人、金融業・保険業が56人、それぞれ減りました。
なお、景気の先行指標とされる新規求人数は、1万5271人(前月比8.5%増)でした。
岐阜労働局は「県内の雇用情勢は、求人が求職を上回って推移しているものの、改善の動きにやや弱さが見られる。引き続き、物価上昇などが雇用に与える影響に注意する必要がある」との認識を示しました。