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飛騨市の初冬の風物詩「瀬戸川のコイの引っ越し」 地元中学生も参加 岐阜県
飛騨市の初冬の風物詩、瀬戸川のコイの引っ越し作業が、白く雪化粧した古い町並みで行われました。
飛騨市古川町を流れる瀬戸川は、冬場は積もった雪を流す「流雪溝」として使われるため、毎年この時期に約1000匹のコイを近くの池に移動させます。
町並みが冬景色となったこの日は、水温約7度の瀬戸川で、飛騨市観光協会や地元の中学生ら約50人が参加して作業が行われました。
コイは大きいもので体長1メートル、10キロほどあり、参加者がコイを網ですくい軽トラックの水槽に移すと、近くの「天神池」まで運ばれ、荷台の水槽から池に放たれました。
池に戻ったコイたちは、気持ちよさそうに泳いでいました。
※地元中学生
「コイが重かったですが、膝とか使って移せたので良かったです」
「観光の名所である瀬戸川のコイを引っ越し出来て、そういうところで地域貢献が出来て、とても良い経験だと思います」
冬を越したコイは、来年4月に再び瀬戸川に戻されるということです。