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鏡開きでユネスコ無形文化遺産登録祝う 「伝統的酒造り」 岐阜県飛騨市の造り酒屋「輸出を拡大していきたい」
日本酒や本格焼酎などの「伝統的酒造り」がユネスコ=国連教育科学文化機関の無形文化遺産に登録され、岐阜県内の造り酒屋からは登録を喜ぶ声が聞かれました。
飛騨市古川町の渡辺酒造店前では、渡邉久憲社長と都竹淳也市長がくす玉を割り、関係者らで祝い樽の鏡開きをして登録を祝いました。
祝い樽の新酒は特製の升で地域住民や観光客に振る舞われ、都竹市長の発声で乾杯して、喜びを分かち合いました。
※渡辺酒造店 代表取締役 渡邉久憲さん
「世界にPRする大変な機会になりました、今まで輸出に力を入れてきましたが、これから更にもっともっと拡大して行きたいと思っています」
ユネスコは、各地の風土に応じて杜氏や蔵人らが築き上げた独自の技術の価値を認めました。
登録を機会に、日本酒の輸出拡大や地域活性化、技術の継承につながることが期待されます。
なお、国内のユネスコ無形文化遺産の登録はおととしの「風流踊」以来23件目です。