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関西のお雑煮に欠かせない「祝だいこん」の収穫始まる 岐阜市
正月のお雑煮用として関西地方に広く出荷される「祝だいこん」の収穫作業が岐阜市で始まっています。
「祝だいこん」は、長さ20センチ、直径3センチほどの小ぶりの大きさが特徴で関西地方のお雑煮の具材としてこの時期収穫がピークとなります。
柔らかく水はけがよい砂地を生かしてダイコンの生産が盛んな岐阜市鷺山地区では、約30年前から「祝だいこん」が主に関西向けに出荷されていて、現在は21戸の農家が計4.4ヘクタールの畑で栽培しています。
16日は、北川清典さんのビニールハウスで約2万本のだいこんが手際よく収穫され、トラックの荷台いっぱいに積まれていました。
JAぎふによりますと、今年は残暑の影響で生育が心配されましたが、品質は良好で例年並みの約60万本の出荷が見込まれているということです。
※北川清典さん
「家族そろって新年あけましておめでとうと言いながら食べていただきたいですね」
収穫作業は1週間ほど続き、出荷された「祝だいこん」は関西地方のスーパーなどに並ぶ予定です。