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岐阜県内初 農産物の栽培基準を独自に策定 JAぎふ
JAぎふは、消費者が安心して農産物を選ぶことができるよう、農薬の使用などについて独自の栽培基準を定めました。
JAぎふが定めた栽培基準は「ぎふラル」と呼ばれるものでJAが独自に設けるのは県内初めて、全国でも先進的な取り組みです。
「ぎふラル」には3つのランクがあり、葉が1枚のマークの「ワンリーフ」は、遺伝子組み換え種子を使用しないことなど、それに加えて、葉が2枚の「ツーリーヴス」は特定の農薬を使用しないこと、葉が3枚の「スリーリーヴス」は化学肥料や化学合成農薬を使用しないことをそれぞれ基準としています。
JAぎふでは、地域の農産物の消費拡大を目指して消費者のニーズを反映して生産する「地消地産」を掲げ、管内の主婦らから使用してほしくない農薬などの意見を集めて基準を取りまとめました。
岩佐哲司組合長は「農に携わる人間だけでは農業も農地も食も守れない。消費者が選ぶものを作っていくことで、住みよい地域になることを目指す」と思いを込めました。
「ぎふラル」の基準を満たした農産物は、それぞれのランクのラベルが貼られ、来年6月ごろからJAぎふの直売所で販売される予定です。