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孫の正月帰省で判明 80代女性145万円詐欺被害 岐阜県各務原市
各務原市の80代女性が2024年11月、孫を名乗る男らからのうそ電話で現金145万円をだまし取られる被害に遭いました。孫が正月に帰省して詐欺であることが分かりました。
警察によりますと、2024年11月11日午前11時ごろ、各務原市の80代の女性の家に孫を名乗る男から「喫茶店でカバンをなくした。現金が入っていて上司が肩代わりしてくれるが、150万円が必要になる。手持ちでいくら準備ができるか」などと電話がありました。
2日後、再び孫を名乗る男からの電話で「これから会社の上司の息子が金を取りに行く」などと連絡があり、指示された各務原市内の公園で 上司の息子を名乗る男に現金145万円を手渡しました。
実の孫が今年の1月3日に帰省した際、女性が確認したところ、そのような事実は無かったことから、警察に通報しました。
受け子の男は20代後半くらいで色黒、身長約170センチの短髪で、黒いトレーナーに黒っぽいズボンを着用していたということです。
警察では、息子や孫などの親族から突然「現金を用意しなければならない」などの電話があった時や 親族の代わりに代理人などが現金を受け取りに来るような場合は、特殊詐欺を疑い、警察に通報してほしいと注意を呼びかけています。