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交通事故死者の増加数 岐阜県が全国ワースト
岐阜県警は去年(2024年)1年間の県内の交通事故発生状況を発表しました。交通事故の死者数は70人で前の年を20人上回り、増加数で全国ワーストでした。
死者数70人は統計を開始した1948年以降4番目に少なかったものの前の年に比べて20人増え、増加数で全国ワースト、増減率では全国ワースト4位でした。
死者のうち、65歳以上の高齢者が全体の約6割以上を占めました。
死亡事故の特徴として夜間の事故や交差点での事故、歩行者の死者が増えたことが挙げられます。
月別の死者数を前の年と比べると、年末にかけての死亡事故が目立ち、11月が7人多い10人、12月が10人多い12人でした。
県警交通部では、重大事故の特徴を踏まえて「安全SNS運転」を提唱。
「速度は控えめでスロードライブ」(Slow)
「住民生活域での狭い道路では慎重にナロー」(Narrow)
「交差点ではしっかり停止(ストップ)して安全確認」(Stop)の頭文字をとったもので、今年の重点対策に掲げました。