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北アルプスの西穂高岳で40歳の男性が低体温症に 岐阜県警のヘリが救助

高山市の北アルプス・西穂高岳で13日、1人で登山をしていた大阪府の会社員の男性(...
冬の北アルプス

 高山市の北アルプス・西穂高岳で13日、1人で登山をしていた大阪府の会社員の男性(40)が低体温症で動けなくなり、ヘリコプターで救助されました。

 警察によりますと、13日午前6時40分ごろ、長野県警山岳警備隊から「山荘に宿泊予定だった男性が到着していない」と岐阜県警に情報提供がありました。その後、13日午後0時半ごろ、大阪府堺市堺区の男性本人から「低体温症で動けない。凍傷もある」などと110番がありました。

 通報を受けた岐阜県警山岳警備隊が携帯電話の位置情報などを元にヘリコプターで捜索。午後2時15分ごろ、西穂高岳の山頂から南西に100メートルの稜線上にいる男性を発見し、救助しました。

 男性は高山市内の病院に運ばれましたが、低体温症と両手の凍傷が疑われるということです。

 男性は12日に1人で入山、西穂高岳に登って西穂山荘で1泊する予定でした。12日は雪が強く降っていたということです。

 警察は、冬山登山をする際は天候に注意し、必要な備えを万全にした上で無理のない登山計画を立てるよう呼びかけています。

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