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告示後初の週末 リニア工事を巡って候補者が論戦展開 岐阜県知事選挙

任期満了に伴う県知事選は12日、告示後、最初の週末を迎え、2人の候補者が各地で政...
岐阜県知事選挙ポスター掲示場=岐阜市内

 任期満了に伴う県知事選は12日、告示後、最初の週末を迎え、2人の候補者が各地で政策を訴え、争点の一つとなっているリニア中央新幹線を巡って、工事の推進、中止の立場から論戦を展開しました。

 立候補しているのは、届け出順にいずれも無所属新人で元内閣府大臣官房審議官の江崎禎英さん(60)と産業カウンセラーの和田玲子さん(64)の2人です。

 告示後、初めての日曜日となった12日、江崎さんは、リニア中央新幹線の県内駅が設置される中津川市などで個人演説会を開きました。

※江崎禎英さん
 「一番最初にリニアに乗った人が、すごいねと、この東京のど真ん中の品川から58分であんなに素晴らしいところに行けるんだ、あんなに美しい場所、あんなにみんなが幸せそうに暮らしていて、あんなに親切な場所、そうなった時にまさに岐阜は、中津川は変わります。この県には良いものがあり過ぎです。あり過ぎるくらいあるんです。それを生かすかどうか、それはわれわれの責任です。子どもたち、私たちの子孫、子どもたちがワクワクする未来、ふるさとを自慢できる、そんな未来をつくるのは私たちの仕事です」

 一方、和田さんは岐阜市や各務原市などで街頭演説を行いました。

※和田玲子さん
 「リニア中央新幹線。私は瑞浪、中津川にも視察に行かせていただきましたが、ここ本当に井戸の水が枯れ、ため池の水が枯れ、地盤沈下も起きています。一体、リニア中央新幹線、十年後に使えるものになるのでしょうか。私はちゃんと見直して、これは使えない、検証してということを続けて、この工事を止めて行きたいと思っています」

 任期満了に伴う県知事選は26日に投票、即日開票されます。

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