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運送用の木製パレットを家具にリサイクル セイノーHDが物流の環境負荷軽減へ 岐阜県庁で発表
セイノーホールディングスは、これまで廃棄されてきた輸送用の木製パレットを家具にリサイクルして環境負荷の低減を目指すプロジェクトを発表しました。
このプロジェクトでは、岐阜市で植物由来の内装空間を提案するスタートアップ企業、スペースワスプと連携。セイノーホールディングスが不要になったパレットを回収、運搬し、スペースワスプが粉砕した木くずを樹脂化して3Dプリンターなどを使って家具に加工する仕組みとなっています。
県庁で行われた記者会見で、セイノーホールディングスのオープンイノベーション推進室長を務める河合秀治執行役員は「パレットの行き場がなく、業界の課題となっていた。同業他社にも広がってほしい」と述べました。
スペースワスプの瀬戸口稜二CMO=最高マーケティング責任者は「技術を活かして、地域の発展につなげたい」と話しました。
プロジェクトで製造された家具は今後、セイノーホールディングスの社員寮や東京オフィスに導入される予定です。