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【岐阜県知事選挙 アンケート調査②】 リニア新幹線の建設工事と環境問題、人口減少・少子高齢化対策 

9日に告示された岐阜県知事選挙は与野党相乗り候補と共産系候補による一騎打ちとなり...
岐阜県知事選挙候補者アンケート調査

 9日に告示された岐阜県知事選挙は与野党相乗り候補と共産系候補による一騎打ちとなりました。両候補の主張や政策を、候補者へのアンケートを基に3回シリーズで比較します。

 県知事選に立候補しているのは届け順に江崎禎英さん(60)と和田玲子さん(64)の2人です。

 今回は、「リニア中央新幹線の工事現場周辺で起きる環境問題」「人口減少・少子高齢化対策」について両候補者の主張を紹介します。

◇リニア中央新幹線の工事現場周辺で起きる環境問題

※江崎禎英さん
 「リニア中央新幹線は、東京と岐阜県を1時間足らずで結びます。大都会東京の中心からトンネルを抜けると自然あふれる本物の日本に行けるドラえもんの「どこでもドア」なのです。瑞浪市の地下水位低下の問題は、十分な情報提供と地元に寄り添った対応によって住民の納得感を醸成することが重要です」

※和田玲子さん
 「瑞浪・中津川の現場を視察。生活破壊・環境破壊が顕著。中止すべき。150mもの地下なのに、大湫地域の山・井戸・沼の水は枯れていました。中津川岐阜県駅も残土処理、農業用水の汚染も心配。JRの情報公開・説明を求めます」

 リニア中央新幹線について江崎さんはリニアを生かした街づくりを推進する立場、一方で和田さんは工事の中止と計画の見直しを訴えています。

◇人口減少・少子高齢化対策

※江崎禎英さん
 「地方都市が直面する口減少は、若い世代とりわけ若い女性の流出に問題の本質があります。このため、若い女性や子育て中のお母さんが活躍できる職場づくりを推奨するとともに、交流人口を増やし、二地点居住を推進することで、子育てと仕事の両立を図れる環境づくりを行ってまいります」

※和田玲子さん
 「子どもの医療費は県の負担で18歳まで無料、学校給食の無償化。中小零細企業の支援とセットで最低賃金をあげ、女性が力を発揮できる、働きやすい職場づくりをすすめます。過疎地の病院、介護施設、学校、交通手段、零細業者、農業、酪農などを守ります」

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