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過積載容認の愛知県一宮市の会社を書類送検

県警は16日、郡上市の東海北陸自動車道でトラックの最大積載量を超える荷物を積載し...
岐阜県警

 県警は16日、郡上市の東海北陸自動車道でトラックの最大積載量を超える荷物を積載して運搬したことを容認したなどとしてこのトラックを所有する会社と会社の運搬管理担当の男性を岐阜地検に書類送検しました。

 道路交通法違反、積載重量制限超過容認などの疑いで書類送検されたのは、愛知県一宮市のスクラップ買取回収業の会社とその会社の運搬管理業務を担当する専務で名古屋市の49歳男性です。

 県警によりますと、去年7月27日、この会社は、郡上市の東海北陸自動車道で最大積載量のおよそ1.4倍の荷物を積んだ10トントラックを従業員が運転することを容認した疑いがもたれています。このトラックの目撃者から通報があり、県警高速隊が捜索。発見後に測定をした結果、過積載が判明しました。

 その後の調べで、会社ぐるみで日常的に過積載を容認している疑いが浮上し、家宅捜索などで容疑が固まりました。送検された専務の男性は「業務を優先して過積載防止を怠っていた」と容疑を認めているということです。

 県警によりますと、県内で過積載容認の疑いでの送検は8年ぶりということです。

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