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岐阜県の経済3団体が新春合同会見 各トップのことしの漢字は「興」「変」「跳」
県内3つの経済団体は16日、岐阜市で新春の合同会見を開き、地域経済の活性化にむけて各団体のトップがことしの抱負を述べました。
岐阜市内のホテルで開かれた会見には、県商工会議所連合会の村瀬幸雄会長、県経営者協会の山口嘉彦会長、それに県経済同友会の柳原幸一筆頭代表幹事が出席しました。
◆県商工会議所連合会 村瀬幸雄 会長
「本年は適正な価格転嫁が地元の中規模・小規模事業者にも波及し、積極的な賃上げ並びに設備投資に向かえるよう、県内15の商工会議所は引き続き総力結集しながら、事業者の支援に取り組んでまいりたいと考えております」
村瀬会長は持続的な賃上げの実現に向けて原資が確保できる取引環境の整備や事業承継の支援、そして創業・スタートアップ支援に取り組むことを明らかにしました。
また、県経営者協会の山口会長は「SDGsやDXに加えて、構造的な賃上げと分厚い中間層の形成など社会的課題に取り組みたい」と意気込みを述べました。
ことし設立40周年を迎える県経済同友会について柳原筆頭代表幹事は「これからも提言活動を積極的に展開し、県発展のためのビジョンを提示して地域社会の貢献に努めたい」と話しました。
また、ことしの漢字として、村瀬会長は物事を興すの「興」、山口会長は現状を変える「変」、そして柳原筆頭代表幹事は跳躍の「跳」とそれぞれ思いを語りました。