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今年の干支「巳」と「夢」を表現 新春飾り物展 岐阜県高山市

道具で、お祝い事や縁起物を表現する飛騨高山の独特の文化「飾り物」を集めた新春恒例...
新春飾り物展 干支部門の「天位」に選ばれた『軒下の蛇』=高山市昭和町、高山市民文化会館

 道具で、お祝い事や縁起物を表現する飛騨高山の独特の文化「飾り物」を集めた新春恒例の飾り物展が高山市で始まりました。

 江戸時代から続くとされる「飾り物」は、身の回りの道具や器などを使って加工や細工を加えずに、決められたテーマを表現する飛騨高山の粋な文化で、祭りや祝い事を彩ります。

 展示は毎年、高山市文化協会が企画していて、今年は干支の「巳」と歌会始(うたかいはじめ)のお題の「夢」をテーマに作品を募集しました。高山市民文化会館の会場には約90点の作品が展示されています。

 各部で、飾物保存会が審査し、干支の部門の最上位、「天位」に選ばれた『軒下の蛇』は、煙草盆を民家に見立てキセルのヘビが軒下から顔を出す様子を表現。

 一方、「夢」の「天位」に選ばれた、「JAXAの夢」では、飛騨春慶の箸入れや箸置きなどで、ロケットの発射地点が表現されています。

 この展示は19日まで開かれています。

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