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宮笠づくり最盛期 二十四日市を前に 岐阜県高山市
高山市で24日に開催される「二十四日市」を前に、市で販売する伝統工芸品の「宮笠」づくりが最盛期を迎えています。
宮笠は、農家の副業として戦後のピーク時には100軒ほどの家庭で作られていましたが、現在は高山市一之宮町の問坂さん宅1軒のみとなりました。
問坂さん宅では、義一さん(88)と長男の和彦さん(61)が手際よく作業。地元の位山から切り出したヒノキとイチイの木の皮を薄く削り、幅約6ミリの細長い短冊状にして、手作業で編み上げます。
※問坂義一さん
「ぜひ皆さんにかぶっていただいて、良さを感じていただきたいと思います」
宮笠は、ヒノキ笠やイチイ笠、セミ笠など4種類あり、24日の「二十四日市」で販売されます。