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大学生が中学生に税や財政に関する出張授業 生徒が予算案を作成 岐阜市

大学生が税や財政に関する知識を伝える出張授業が岐阜市の中学校で行われ、参加した生...
予算案の作成に挑戦する生徒ら=岐阜市下土居、岐阜市立青山中学校、16日午前

 大学生が税や財政に関する知識を伝える出張授業が岐阜市の中学校で行われ、参加した生徒らは税金の大切さや財政の役割について理解を深めました。

 この出張授業は、岐阜北税務署が企画したもので、岐阜市の青山中学校の3年生の生徒が参加し、岐阜大学教育学部3年の鷹巣紗季さんが講師を務めました。

 鷹巣さんはこれまでに、岐阜北税務署や東海財務局で日本の税制や財政の課題について学び、この日は国の政策と税金の関わりなどをテーマに授業を行いました。

 生徒らは、鷹巣さんのアドバイスを受けながら、オリジナルの予算案の作成に挑戦。「環境に優しい社会」や「学生に優しい社会」といった生徒たちが考えた予算案のテーマに沿って、社会保障や教育といった歳出を振り分けるなど楽しみながら財政の役割を学びました。

※参加した生徒
 「若者に優しい社会にしたいなって思っています。若者が成長しないと日本の成長には繋がらないかなと思ったのでそうしました」(どんな予算案を組み立てますか?)「必要不可欠なことだけにお金を使えば年金を少し下げてもいいんじゃないかなと今思っています」

※岐阜大学 教育学部3年 鷹巣紗季さん
 「中学生の方が斬新なアイデアがあったりして自分の勉強になるっていう感じですかね。今教えている子達がより大人になったときとか先のことも考える視点みたいなものをもらえたと思っています」

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