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岐阜市で今年初の食中毒 男子高校生21人が症状 ノロウイルス検出

今月20日に岐阜市の飲食店で食事をした10代の男子高校生21人が、食中毒症状を訴...
ノロウイルスの電子顕微鏡画像

 今月20日に岐阜市の飲食店で食事をした10代の男子高校生21人が、食中毒症状を訴えていることが分かりました。

 岐阜市保健所によりますと、今月21、22日に岐阜市内の複数の高校から岐阜市内の飲食店で食事をした複数の生徒が体調不良を訴えていると通報がありました。

 岐阜市保健所で調査したところ、今月20日に岐阜市八代の飲食店「やしろ」で食事をした10代の男子高校生21人が、翌日から23日にかけて発熱や腹痛、下痢、嘔吐の症状を訴えていたことが分かりました。

 このうち16人の便と1人の嘔吐物、従業員1人の便からノロウイルスが検出されました。

 店で提供された主なメニューは、ご飯、卵焼き、揚げたこ焼き、ソースかつ丼、サバのみそ煮などでした。

 医師からも食中毒患者の届け出があり、いずれも食事が共通することなどから、岐阜市保健所は「やしろ」の提供した食事が原因の食中毒と判断しました。患者はいずれも快方に向かっているということです。

 岐阜市保健所では食品衛生法に基づき「やしろ」を23日から再発防止策が講じられるまでの間、営業禁止処分としました。岐阜市での食中毒発生は今年初めてです。

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