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2024年の水難事故は68件 過去40年で最多 岐阜県警が発表
岐阜県警は去年1年間の県内の水難事故の発生状況を発表し、発生件数は過去40年で最多となりました。
去年県内で発生した水難事故の件数は68件で、前の年に比べて11件増加。死者数は37人で、過去10年で最多でした。
事故状況の内訳では魚釣り・魚取り中が最も多い24件で死者数は13人、続いて、水遊び・ボート遊び、水泳中が21件で、死者8人でした。
年代別では、65歳以上の死者が22人と目立って多く、次いで20代の死者が5人でした。また、外国籍の遭難者も多く、7人が死亡しました。発生場所は ほとんどが河川で、長良川が16件、板取川13件、飛騨川が8件と続きました。
県警では、近年の猛暑により河川を利用する人が増えたことも事故が増加した一因とみており、ライフジャケットの着用を呼びかけるとともに、事故の多い美濃市の美濃橋周辺などでドローンを使っての多言語アナウンスや、ピクトグラムなども入れた外国人にも分かりやすい横断幕の設置などの対策を検討しています。