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「しらす干し」にフグ混入の疑い 岐阜県大野町のスーパーで販売 カネスエが自主回収
岐阜県揖斐郡大野町のスーパーで2月1日に販売された「しらす干し」のパックにフグが混入した疑いがあることが分かり、自主回収が進められています。
フグが混入した疑いがあるのは東海地方を中心にスーパーを展開する「カネスエ」で販売された「国内産 しらす干し」です。
スーパーの加工施設がある愛知県一宮市によりますと、2月1日、岐阜県揖斐郡大野町のカネスエ大野店で商品を買った人が店に連絡し、体長約2センチのフグのような魚が確認されました。
これを受けて、カネスエは3日、市に対して自主回収の届け出を提出しました。
回収の対象となっているのは、1月24日から2月3日までに加工された3956パックです。このうち岐阜県内では大野町のほか、美濃市、大垣市、羽島市、各務原市、多治見市の計7店舗で販売された2491パックが対象となっています。
フグの有毒部位を食べた場合は、しびれや運動まひなどの神経症状が現れる可能性があり、一宮市によりますと、これまでに健康被害は確認されていないということです。
市では「該当商品がある場合は絶対食べずに、購入した店に連絡してほしい」と呼びかけています。