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9日朝にかけて交通障害に注意 大雪の峠は越えた 岐阜県内
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岐阜県では大雪の峠は超えましたが、岐阜地方気象台は9日朝にかけて大雪や路面の凍結による交通障害に注意するよう呼びかけています。
日本付近は強い冬型の気圧配置となっていて、東海地方の上空約5000メートルには氷点下30度以下の強い寒気が流れ込んでいます。強い冬型の気圧配置は9日にかけて続く見込みで、岐阜県では大雪の峠は越えましたが、9日朝にかけて山地を中心に平地でも雪が降り続く見込みです。
岐阜県内に出されていた大雪警報は、8日午前10時前には注意報に切り替わりました。
8日午後4時現在の積雪の深さは、
大野郡白川村 269 センチ
飛騨市河合 211 センチ
郡上市長滝 185 センチ
本巣市樽見 102 センチ
高山市 46 センチ
関ケ原 13 センチ
岐阜市 0 センチなどとなっています。
大雪により交通に影響が出ています。
高速道路では東海北陸自動車道の飛騨清見ICから白鳥ICまで、通行止めとなっています。
また、大雪の影響でスリップ事故なども発生しました。岐阜県警のまとめによりますと8日午前0時から正午までに発生したスリップ事故は82件、このうち3件が人身事故で6人が軽いけがをしました。
鉄道ではJR高山線の飛騨古川駅から猪谷駅までが上下線で運転見合わせていて9日は、線路などの安全確認が終わり次第、正午ごろから運転を再開する予定です。名古屋鉄道は、竹鼻・羽島線で遅れや一部運休が発生しています。
このほか、長良川鉄道は8日、9日の2日間、郡上八幡駅から北濃駅まで終日運休となっています。
岐阜地方気象台によりますと、8日午後6時から9日午後6時までの24時間に予想される雪の降る量は、多いところで
美濃地方の山地で40センチ
飛騨地方の山地で50センチ、
美濃地方の平地で15センチ
飛騨地方の平地で25センチの見込みです。
岐阜地方気象台は大雪や路面の凍結による交通障害に 警戒するよう呼びかけています。
また、電線や樹木への着雪、ビニールハウスなどの農業施設の被害にも注意するよう求めています。