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小学生が山中和紙で卒業証書の台紙づくり 紙すき工法に挑戦 岐阜県飛騨市
飛騨市河合町の小学6年生の児童が3月の卒業式に向け、鎌倉時代から続く紙すき工法で、卒業証書の台紙を作りました。
飛騨市の河合小学校では毎年、6年生が卒業式を前に、地域特産の「山中和紙」の紙すき工法で、卒業証書の台紙づくりに挑戦しています。
市内の和紙工房の「いなか工芸館」を訪れた6年生6人は、職人の柏木昭人さんから手ほどきを受けると、簀桁と呼ばれる木の枠で紙をすき、モミジやクローバーの葉を乗せて脱水機で水分を吸い取った後、乾燥機に貼り付けた紙を、ツバキの葉でこすって空気を抜いて仕上げていきました。
※6年生女子児童
「6年間の思い出と(卒業証書)を書いてくれる人の思い出が詰まって、自分たちが卒業出来ることが一番の思い出になると思います。」
この山中和紙の卒業証書は、筆で文字が入れられ、3月24日に行われる卒業式で手渡されます。