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鋳造メーカーの岡本が柳津地域の工業団地に新工場 岐阜市と立地協定を締結

名鉄高架化事業により一部工場の移転を検討していた岐阜市の鋳造メーカー岡本は、岐阜...
協定を手にする岡本知彦社長(右)と柴橋正直市長=岐阜市役所

 名鉄高架化事業により一部工場の移転を検討していた岐阜市の鋳造メーカー岡本は、岐阜市が企業立地を進める柳津町の工業団地に新工場を建設することとなり12日、市との間に立地協定を結びました。

 協定の締結式は岐阜市役所で行われ、岡本の岡本知彦社長と柴橋正直市長が協定書を交わしました。

 協定には立地が円滑に進むための相互協力のほか、地域振興や環境保全などが盛り込まれています。

 移転するのは精密加工工場で、移転先の敷地は現在の2.3倍にあたる約8200平方メートルあります。

 締結式で岡本社長は「移転の決め手の一つは顧客と社員の利便性の高さ。将来の事業拡大に向けた拡張性もある」と構想の一端を述べ、柴橋市長は「市内の企業が引き続き市内で事業を継続いただきありがたい」と歓迎しました。

 新工場はことし5月の着工、2026年7月の完成を予定しています。

 柳津地域ものづくり産業等集積地事業は、岐阜市柳津町の県道鶉羽島線沿いに合わせておよそ19ヘクタールで進められていて、これまでに3社が進出しています。

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