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リニア第一中京圏トンネル大森工区の工期延びる JR東海発表 もろい地質など影響 岐阜県可児市

JR東海は17日、可児市内で工事が進むリニア中央新幹線第一中京圏トンネル大森工区...
リニア中央新幹線=資料

 JR東海は17日、可児市内で工事が進むリニア中央新幹線第一中京圏トンネル大森工区の工期が、当初の予定より3年9カ月遅れ、2030年3月まで延びると明らかにしました。

 第一中京圏トンネルは可児市と名古屋市との間の地下などを通る約34キロのトンネルで、このうち大森工区は可児市大森の約4.9キロです。

 大森工区の工期は、当初の計画では2026年6月までとされ、これまでに約1.1キロの掘削が行われています。

 JR東海は、工期が延びた要因について、トンネルの掘削で想定よりも、もろい地質が続いていることに伴い、慎重な作業が求められることや他のトンネル工事の死亡事故発生に伴う工事の休止期間があったことなどを挙げています。

 また工期の見直しに伴い、発生土の仮置き場の借地期間も同様に延期するため、関係団体と協議をしているということです。

 工期が延びたことについてJR東海は、地元の代表者に対して説明し、地域住民に対しては回覧により報告したとしています。

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