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ペットのカメを職員が誤って殺処分 損害賠償約24万円支払う 岐阜県美濃市 

県は、中濃県事務所の職員が、ペットとして飼われていたリクガメを誤って殺処分したこ...

 県は、中濃県事務所の職員が、ペットとして飼われていたリクガメを誤って殺処分したことを発表しました。

 同事務所によりますと、去年10月11日、美濃市内で市民から「珍しいカメがいる」と保健所に連絡があり、職員が引き取りました。カメは体長約28センチで、外見の特徴から特定外来生物であるカミツキガメの疑いがあり、飼い主がわからない状況でした。

 県の「緊急に防除すべき特定外来生物対応」のマニュアルでは、カミツキガメは飼い主がわからない場合、県が殺処分することになっています。

 その後、職員は飼い主がいるかどうかの確認を怠り、見た目からカミツキガメではないと判断したにもかかわらず、県が管理する冷凍庫にカメを入れて殺処分しました。

 しかし、その翌日に飼い主から「飼っていたカメがいなくなった」と連絡があり、飼育されていたリクガメだったことが発覚。県は飼い主に謝罪したうえで、2月7日に、損害賠償として24万3000円を支払いました。

 県は、再発防止策として愛護動物の取り扱いを徹底するとしています。

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