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岐阜学会が特別講座「明治期の自由民権運動」 岐阜市の岐阜女子大学

県内の歴史や文化を研究する岐阜学会の第18回特別講座が岐阜市で開かれ、明治期の自...
講演する自由民権運動研究家の若井正さん=岐阜市太郎丸、岐阜女子大学

 県内の歴史や文化を研究する岐阜学会の第18回特別講座が岐阜市で開かれ、明治期の自由民権運動について講演がありました。

 岐阜女子大学で開かれた特別講座は「岐阜県自由民権運動史~翻る濃飛自由党の旗~」と題して、自由民権運動研究家の若井正さんが講演しました。

 若井さんは「岐阜女子大学がある太郎丸は当時、民権運動のど真ん中で草の根の活動家がかっ歩していた」と指摘。その上で、岐阜県の民権運動をけん引した活動家の岩田徳義にふれ、「彼によって当時の山県郡など山間部で民権運動が育っていった」と話しました。

 若井さんは活動家の遺品や当時の新聞などを紹介しながら、「岐阜といえば保守的なイメージがあるが、明治期には草の根民権が息づき新しい風が吹いていた」と総括しました。

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