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東海環状自動車道・岐阜インターチェンジ 4月6日に供用開始 高架橋の橋げたに約1万2000トンの鋼材使用
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4月の供用開始に向け工事が進められている東海環状自動車道の岐阜IC(インターチェンジ)が21日、報道関係者に公開されました。
東海環状自動車道は、西回りルートの山県ICと本巣ICの間の11.9キロが 4月6日に開通する予定です。
この区間には、岐阜ICが設けられ、岐阜の市街地から最も近いインターチェンジになります。
岐阜大学の北側にあって医学部付属病院に近いことから、高度な救命医療が求められる患者の救急搬送の時間短縮、さらに搬送エリアの拡大にもつながると期待されています。
岐阜ICの特徴は、本線に接続する道路がすべてが高架橋であり、鋼製の橋げたで橋板を支えていることです。使用した鋼材の量は約1万2000トンで、東京タワーの約3倍ということです。
東海環状自動車道は、愛知・岐阜・三重を環状に結ぶ総延長153キロの自動車道ですが、山県ICから本巣ICまでの区間が4月に開通すると、開通延長が127キロとなり、全体の約8割が供用されることになります。
また、ことしの夏ごろには本巣ICから大野神戸ICまでが開通する予定で、中部の広域道路ネットワークがさらにつながることになります。