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仕出し屋の弁当食べた71人食中毒 2人が入院 ノロウイルスを検出 岐阜県

羽島郡岐南町の仕出し屋の弁当を食べた71人が下痢や嘔吐などの食中毒の症状を訴え、...

  羽島郡岐南町の仕出し屋の弁当を食べた71人が下痢や嘔吐などの食中毒の症状を訴え、このうち2人が入院していたことが2日、分かりました。患者や調理従事者からはノロウイルスが検出されました。

 岐阜保健所によりますと2月27日、羽島郡笠松町の医療機関から「嘔吐、下痢などの消化器症状のある患者を診察したが、同じ弁当を食べた人も同様の症状がある」などと保健所に通報がありました。

 症状を訴えたのは、いずれも前日の26日に岐南町の仕出し屋「バイパス給食センター」が調理した弁当を食べた20歳から83歳の34グループ、男女71人で、このうち38人が医療機関を受診し、60代と80代の男性2人が入院しました。患者らの症状は いずれも快方に向かっているということです。

 検査ではこれまでに、患者10人と調理従事者7人からノロウイルスが検出されています。

 弁当で提供された主なメニューは、ハンバーグ、ふきと半平の煮物、五目菜の花、麻婆ナスなどでした。

 岐阜保健所では、患者に共通する食事がこの店で調理された食品に限られることなどからこの店を原因とする食中毒と断定し、2日から再発防止措置がとられるまでの間、営業禁止処分としました。

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