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60代女性が1930万円詐欺被害 警察官や金融事業者名乗る男らからうその電話 岐阜・郡上署

郡上市に住む60代女性が金融事業者や警察官を名乗る男らからのうその電話で、現金1...
郡上警察署

 郡上市に住む60代女性が金融事業者や警察官を名乗る男らからのうその電話で、現金1900万円余りをだまし取られたことが分かりました。

 警察によりますと、ことし1月、郡上市に住む公務員の60代女性の携帯電話に金融事業者を名乗る男から「クラウドサービスの料金が未納で、手続きをとらなければ裁判になる」などと電話がありました。

 その後、内閣府セキュリティーセンターを名乗る男から電話で「個人情報が悪用され92人に被害が出ている」ので示談金が必要などと言われ、さらに後日、警視庁捜査二課を名乗る男らから「あなたの資金を調べる必要があるので、お金を送ってほしい。調べが終われ返却する」などと電話で伝えられました。

 それぞれの話を信じた女性は1月16日から先月28日にかけて、11回にわたり指定された口座への振り込みや宅配便での送付で、現金計約1930万円をだまし取られたということです。

 返却されるはずのお金が返ってこず、男らとの連絡が取れなくなったことから女性が警視庁に連絡し、詐欺だと分かりました。

 警察では「警察が現金の振り込みや宅配便での送付を依頼することは絶対にない」ので、詐欺を疑うよう呼びかけています。

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