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岐阜県内4カ所で販売の470食に注意喚起 岐南町の仕出し屋の食中毒 患者261人に増える

先月下旬に発生した岐阜県岐南町の仕出し屋の弁当が原因とみられるノロウイルス食中毒...
岐阜県庁

 先月下旬に発生した岐阜県岐南町の仕出し屋の弁当が原因とみられるノロウイルス食中毒をめぐり、県は5日、新たにノロウイルス食中毒発生の可能性があるとして、県内4カ所で販売された約470食について購入した人に注意を呼びかけています。

 県によりますと、先月27日に発覚した「バイパス給食センター」の弁当が原因とみられる食中毒について追加調査したところ、同じ事業者の弁当が先月24日から28日までに岐阜市のOKBふれあい会館2階アトリウムワゴン販売、羽島市の市役所内売店、各務原市の那加クレーンセンター、わくわく広場イオンモール各務原インター店の合わせて4カ所で467食販売されていたことが分かりました。

 期間中の弁当購入者の中に体調不良を訴える人がおり、県では他の購入者に、下痢や嘔吐などの症状がでたら、最寄りの保健所に連絡するよう呼びかけています。

 販売された弁当は、チキン弁当、のり弁当、唐揚げ弁当、天ぷら弁当、カツカレー、うなぎどんぶりなどということです。

 バイパス給食センターがこの期間中に提供した弁当数は約1万5千食で、今月4日までに16歳から97歳の111グループ、男女261人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、このうち133人が医療機関を受診、7人が入院しました。患者らはいずれも快方に向かっているということです。

 岐阜保健所は、この業者について2日から再発防止措置が講じられるまでの間、営業禁止処分としています。

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