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仕出し業者の弁当食べた40代男性死亡 食中毒との因果関係は不明 岐阜県

岐阜県岐南町の仕出し業者の弁当による集団食中毒で、県は7日、この業者の弁当を食べた40代の男性が死亡していたと発表しました。この男性からはノロウイルスが検出されていますが、食中毒と死亡との因果関係は明らかになっていないということです。
この集団食中毒は2月下旬、岐南町の仕出し業者「バイパス給食センター」の弁当を食べた人が、下痢や嘔吐などの症状を訴えたもので、岐阜保健所は3月2日、ノロウイルスが原因の食中毒と断定し、営業禁止の処分としました。
県によりますと、亡くなったのは県内に住む40代の男性で、2月25日から3日間、勤務先を通じてこの業者の弁当を注文していました。男性は今月1日に死亡し、保健所は4日に食中毒患者と認定しましたが、食中毒と死亡との因果関係はわかっていません。
この業者の弁当を原因とするノロウイルス食中毒患者は、6日午後3時の時点で320人となっています。