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まちの観光振興策などアイデア提案 岐阜市の児童が市長に発表

岐阜市の小学生が10日、柴橋正直市長に市の魅力向上に向けて学んだ成果を発表し、観光振興策などで柔軟なアイデアを提案しました。
岐阜市の岐阜小学校では、総合的な学習の授業で「まちの未来に向けて」をテーマに、イベントや料理、商品開発などについてアイデアを考えてきました。
岐阜市役所で行われた発表会には6年生約50人が参加し、このうち観光振興ついて考えた児童たちは、岐阜市のインバウンドが白川郷や飛騨高山より少ないことを指摘した上で、誘客策として金華山を舞台にしたラリーイベントを開催することや岐阜公園に温泉施設を整備することなどを提案しました。
また、別の児童たちは「岐阜公園に来月オープンする岐阜城楽市に長良川をイメージしたスイーツを販売すると、アジアからのインバウンドに好まれるのでは」と説明しました。
グラフや写真などを使った発表に柴橋市長は熱心に耳を傾け、「考えたアイデアを行動に移してみると新たな学びにつながる」とエールを送っていました。
※児童
「やっぱり学校の中だけで発表するのではなくて、違う場所で発表して意見を聞くことがとても大切なことだなと思いました」
※児童
「最初は緊張していたけど(発表を)やっていくうちにこれが実現できるかなという思いが強くなって、楽しくなりました」
この小学校ではこれまでにも、郷土学習の成果を観光プランにまとめ、市や宿泊施設などに提案するなど学びを地域活性化に生かす取り組みを続けています。