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高齢者マーク付き交通安全ベストを作製 岐阜県警が全国初 ゲートボール連盟に寄贈

歩行中や自転車運転中の高齢者の交通事故を防ごうと岐阜県警は、高齢者マークをデザインしたオリジナルのベストを作製し、県ゲートボール連盟に60着を寄贈しました。
県内の交通事故のうち高齢者が関連する事故の件数は毎年6割以上を占めていて、今回のベストの作製は愛好家の多くが高齢者というゲートボールに着目して、県交通安全協会の協力で企画・作製されました。
ベストは、グレーとピンクの2色あり、高齢ドライバーが車に取り付ける高齢者マークとゲートボールのステックやゲートがデザインされ、ファスナーと肩と背中付近に反射素材が付けられています。
本巣市で行われた寄贈式では、県交通安全協会の加藤雅之事務局長から県ゲートボール連盟の松村多美夫会長に目録が手渡されました。
松村会長は「このベストの着用が事故防止につながれば」などと効果に期待を寄せていました。
※県警交通企画課 川瀨貴敏課長
「今回、県下で交通死亡事故、特に高齢者の事故が多いということで、高齢者の事故を抑止するひとつの手段としてこのベストを考案しました。高齢者マークはこれまで車に乗られる方が付けているものでしたが、このベストを自転車に乗られる方や歩行する方に着ていただいて、車に乗られる方、街を歩かれる方、自転車に乗られる方それぞれに交通安全の意識を持っていただいて事故防止に努めていきたいということです」
県警によりますと、高齢者マークの付いたベストを歩行者や自転車の利用者に着用してもらう取り組みは、全国で初めてということです。
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