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岐阜県の山県IC-大野神戸IC 全ての高架橋つながる 東海環状自動車道

東海環状自動車道で2025年度開通予定の山県ICから大野神戸ICについて、全ての高架橋の橋桁がつながり、完成を祝う式典が本巣市で行われました。
橋桁がつながったのは本巣市の七五三(しめ)第一高架橋です。
この高架橋は長さ533メートル、幅23.5メートルあり、2023年6月に着工しました。
橋の上で行われた式典には、ネクスコ中日本をはじめ、建設に携わった業者や地元の自治会など、約50人が出席しました。
式では、出席者がシャベルを使って橋の上に開いた穴にコンクリートを流し込み、表面を滑らかに仕上げて橋をつなぎました。
ネクスコ中日本岐阜工事事務所の藤原由康所長は「この高架橋の完成により、山県ICから大野神戸ICの区間が一つの線としてつながりました。引き続き1日も早い開通を目指します」とあいさつしました。
本巣市の藤原勉市長は「完成によりこの地域が高速道路のネットワークに入るので、開通後を見据えて地域の活性化につなげる活用策を展開していきたい」と話しました。
東海環状道の西回り区間のうち、山県ICと本巣ICの区間は4月6日に開通し、この高架橋を含む本巣ICと大野神戸ICの区間は夏ごろに開通予定です。