キャッシュカードをすり替える手口の詐欺　７７万円の詐欺被害　岐阜県本巣市

　本巣市の５０代の女性が、キャッシュカードをすり替える手口の詐欺で、現金約７７万円をだまし取られる被害に遭いました。

　３月１０日、本巣市の５０代の女性の自宅に家電量販店の店員や警察官を名乗る男らから「あなたのクレジットカードで買いに来た人がいる」「空き巣の犯人がキャッシュカードを触っている可能性がある」「カードの封印作業が必要で、金融機関の職員が行く」などと電話がありました。

　その後、金融機関の職員をかたるスーツ姿の男が女性宅を訪れ、女性が渡したキャッシュカード４枚を封筒に入れました。

　封印をするための印鑑を取りに女性がその場を離れた隙に、プラスチックのカードが入った別の封筒とすり替えられていました。

　後日、不安になった女性が警察に相談して詐欺と分かりました。

　だまし取られたカードを使って１つの口座からは、現金７７万６０００円が引き出されていたということです。

　警察は 特殊詐欺事件として捜査し、残る３つの口座の被害額についても調べています。