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2回目のノロウイルス食中毒警報 岐阜県と岐阜市が発表 手洗いや消毒の徹底呼びかけ

県と岐阜市は14日、県内でノロウイルスが原因とみられる食中毒が続発していることから、ノロウイルス食中毒警報を発表しました。警報の発表は前週(6日)に次いで今年2回目です。
県によりますと、ノロウイルスによる食中毒は今年に入って(13日時点で)7件発生していて、患者数は597人に上っています。去年の同じ時期と比べると、件数で1件、患者数では303人増加しています。
今月8日から11日にかけて、飛騨市内の旅館と可児市内の飲食店でノロウイルスによる食中毒が発生し、合わせて男女50人が症状を訴えました。
また、先月下旬からの羽島郡岐南町の仕出し業者の弁当によるノロウイルス食中毒では、13日時点で患者数が456人となっています。
県生活衛生課では、食事前やトイレの後、調理をする前などには石けんでしっかり手を洗うこと、そして、食品は十分に加熱すること、また、調理器具についても十分な洗浄消毒などを行うよう呼びかけています。
警報の期間は20日までで、その後、自動的に注意報へ切り替わり今月末まで継続されます。
警報は6日に続いて2回目で、年間2回の発表は9年ぶり3回目です。