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弁当食べた15人が食中毒 患者からノロウイルス検出 岐阜県大野町の弁当屋

揖斐郡大野町の弁当屋の弁当を食べた15人が食中毒の症状を訴え、患者からノロウイルスが検出されたことがわかりました。
西濃保健所揖斐センターによりますと3月12日、大野町の医療機関から「大野町内の弁当屋が調理した弁当を食べて下痢、嘔吐などの症状を呈した患者を複数名診察した」などとセンターに連絡がありました。
症状を訴えたのは、いずれも3月10日に大野町の弁当屋「徳田屋」が調理した弁当を食べた30歳から73歳の男女15人です。
このうち7人が医療機関を受診しましたが、入院した人はおらず、患者らの症状はいずれも快方に向かっているということです。
西濃保健所揖斐センターでは、患者からノロウイルスが検出され、患者に共通する食事がこの店で調理された食品に限られることなどからこの店を原因とする食中毒と断定。15日から再発防止措置がとられるまでの間、営業禁止処分としました。
岐阜県には14日、ことし2回目となる「ノロウイルス食中毒警報」が発表されていて、県では手洗いや消毒の徹底などを呼び掛けています。