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春告げる「若水取り」 養老公園の菊水泉 岐阜県養老町

養老郡養老町の菊水泉で20日、養老公園の観光シーズンの幕開けを告げる春の風物詩「...
孝子源丞内に扮した女性が菊水泉から水をくんだ「若水取り」=養老町養老公園、養老神社

 養老郡養老町の菊水泉で20日、養老公園の観光シーズンの幕開けを告げる春の風物詩「若水取り」が行われました。

 養老公園にある菊水泉は、環境省の名水百選に選ばれています。

 若水取りは、奈良時代、元号を養老に改元した元正天皇に菊水泉でくんだ水を献上したのが起源とされています。現在は養老町観光協会が春分の日に合わせて、観光シーズンの安全を祈願して行っています。

 20日は養老町役場で働く北村望実さんと若山鈴奈さんが、滝の水が酒に変わったとされる孝子伝説の主人公「孝子源丞内」に扮してひょうたんに水をくみ入れ、隣接する養老神社に奉納しました。

 養老町観光協会の中村一会長は「いよいよ春の観光シーズンを迎えます。多くの観光客に訪れていただきたい」と話しました。

 養老公園では、20日から5月31日まで「花とみどりのまつり」が開かれ、抽選会などの催しが行われます。

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