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連れ去り防止へ「5つの約束」 垂井町のこども園で講和 岐阜県警

県内で子どもたちに対する不審者の声かけ事案が多発していることから、県警は被害防止...
連れ去り防止講話をきく年長児=3月13日、不破郡垂井町

 県内で子どもたちに対する不審者の声かけ事案が多発していることから、県警は被害防止を呼びかける子ども向け動画を公開したり、こども園で講話を企画したりして啓発を強化しています。

 県警によりますと、去年、県内で確認された中学生以下に対する不審者の声かけ事案は499件で、小学生への声かけの割合が7割以上を占め、登下校の時間帯の路上で声かけが目立つということです。

 県警では、「一人にならない」「ついていかない」「大声を出す」といった連れ去り防止のための5つの約束事、「セーフティファイブ」を提唱していて、3月から「セーフティファイブのうた」と題して、県警音楽隊のほか、児童合唱団やバスケットボールチーム、岐阜スゥープスの選手らが出演する動画を県警のユーチューブチャンネルで配信し、注意喚起を図っています。

 また、小学校に入学する前の年長園児を対象に連れ去り防止講話も行っています。垂井町の「表佐こども園」では、連れ去り未然防止教育を担当する県警の専門チーム「たんぽぽ」が、劇や歌を交えながら「セーフティファイブ」や通学路周辺の緊急避難先となっている民家や店舗などの「子供110番の家」について紹介し、「何かあったら先生やおうちの人など周りの大人にお話ししてください」と呼びかけました。

※【岐阜県警 少年課 窪田睦也課長補佐】
 「気を付けていただきたいことは5つの約束「1人にならない」「ついていかない」「大声を出す」これらの約束を覚えていただいて、被害に遭わないようにしていただきたいです。」

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